サポート切れのソフトウェアを使い続けるリスクについて

ソフトのサポート切れの影響

その期限が過ぎた状態、いわゆるサポート切れのソフトを使い続けると、以下のような影響があります。

  • 新しい機能が追加されない
  • 不具合や脆弱性が修正されない
  • OSのバージョンアップ等の環境の変化に対応できない

不具合や脆弱性が修正されないため、ウイルス感染のきっかけとして悪用されたり、攻撃を受けたりするリスクがとても高くなるため、サポート期限を迎える前に、新しいOSやソフトに移行する必要があります。

今後のサポート終了予定と対応

2017年4月11日にはWindows Vistaのサポートが終了します。
また、10月10日にはMicrosoft Office 2007のサポートも終了します。
OSやOffice等の主要なソフトは、サポートが終了した後も重大な不具合や脆弱性や次々と報告される傾向がありますが、サポート終了により脆弱性が修正されないため、ウイルス感染等のリスクがとても高くなります。

また、Windows Vistaに関しては4月のOSのサポート終了前に、ウイルス対策ソフトが対応を打ち切ったり、動作保証外とするケースも出てきているため、期限にかかわらず速やかに後継のOSへ移行する必要があります。

NetStableでの対処

NetStableでは、下記のシグネチャでサポートが終了したOSや、旧バージョンのアプリケーションを検知するシグネチャをリリースしています。

1. サポート終了済、まもなくサポートが終了するOSの利用

  • 2000364 Windows Vista Detect
    Windows Vistaの通信を検知するシグネチャです。Vistaは2017年4月11日にサポートが終了することが予告されています。
  • 2000363 Windows 8 Detect
    Windows 8の通信を検知するシグネチャです。Windows 8.1に更新していないWindows 8のサポートは2016年1月13日に終了しています。
  • 3000103 Windows Server 2003 Detect
    Windows Server 2003の通信を検知するシグネチャです。Server 2003のサポートは2015年7月15日に終了しています。
  • 3000071 Windows XP Detect
    Windows XPの通信を検知するシグネチャです。XPのサポートは2014年4月9日に終了しています。

2. 旧バージョンのJavaの利用

  • 2000342 Old Java Version (1.8.0_xx)
  • 2000343 Old Java Version (1.7.0_xx)
  • 2000344 Old Java Version (1.6.0_xx)

旧バージョンのJavaによる通信が行われたことを検知するシグネチャです。
旧バージョンのJavaを利用し続けることは、脆弱性の影響を受けやすく、ウイルス感染等のリスクが高くなります。
専用システム等でJavaの更新ができない場合以外は、最新版のJavaに更新を行ったり、アンインストールの検討を行ってください。

3. 旧バージョンのFlash Playerの利用

  • 2000421 Old Adobe Flash Request (23.x.x.x : IE)
  • 2000378 Old Adobe Flash Request (22.x.x.x : IE)
  • 2000351 Old Adobe Flash Request (21.x.x.x : IE)
  • 2000339 Old Adobe Flash Request (20.x.x.x : IE)
  • 2000338 Old Adobe Flash Request (1x.x.x.x : IE)

旧バージョンのAdobe Flash Playerによる通信が行われたことを検知するシグネチャです。
旧バージョンのFlash Playerを利用し続けることは、脆弱性の影響を受けやすく、ウイルス感染等のリスクが高くなります。

4. サポートが終了したアプリケーションの利用

  • 2000381 Windows Live Mail SMTP

Windows Live メールを利用してメールを送信したことを検知するシグネチャです。Windows Live メールのサポートは2017年1月10日に終了しています。

まとめ

  • Windows Vistaのサポート終了が2017年4月11日に迫っている
  • サポート終了後のソフトを使い続ける事は、ウイルス感染等のリスクがとても高くなる
  • その他のソフトが対応を打ち切る場合があるので、期限にかかわらず速やかに後継のOSへ移行する必要がある