Tor関連ドメインについて
Torとは
Tor(トーア)は通信経路を匿名化するために利用されるソフトで、特にプライバシーを保護したい通信に利用されますが、ランサムウェアの支払いや、反社会的なサイトへのアクセスなど、不正なものに利用されることが多くなっています。 そのため、Tor経由でのアクセスを拒否するサイトやサービス、Tor利用の痕跡があるだけで不正行為を疑われるケースもあります。 また、現在ではTorをインストールしなくてもTor専用サイトを閲覧できる迂回サービスのドメインが複数あり、ランサムウェアの支払いサイト等として利用されています。 |
Torの危険性
Torはインターネットの自由が制限されている国などで、外部とやり取りする際などに利用されるツールですが、日本国内では、反社会的な活動や、違法なデータのやり取り、ランサムウェア等の不正な金銭のやり取りに利用されているケースが報告されています。 また、TorソフトをインストールしなくてもTor関連サイトにアクセスできる迂回サービスが複数あり、これもランサムウェアの送金等で利用されています。 Torソフトの利用はもちろん、このような迂回サービスへのアクセスにも注意する必要があります。 |
Torサイトへの検知
NetStableでは、以下のシグネチャで、Torをインストールしなくてもアクセス出来る迂回サービスのドメインへの接続を検知します。
ドメイン中に”onion”や”tor2web”が含まれるTor関連ドメインが複数あり、新しいドメインも次々と誕生しているため、この文字列を含むドメインを検知しています。 |
まとめ
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