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2017年09月29日

次のOSサポート終了にそなえて

今後のOSのサポート終了予定

Windows XPサポート終了に伴うパソコン買い換えの駆け込み需要があったことは記憶に新しいですが、現在主流のOSであるWindows 7も、サポート終了が2020年1月に控えています。

現在主に利用されているWindowsのサポート期限は以下のようになっています。

OSサポート終了日
Windows 72020年1月14日サポート終了
Windows 8.12023年1月10日サポート終了
Windows 102025年10月14日サポート終了
Windows 10 初期バージョン
バージョン 1507
2017年5月9日サポート終了
Windows 10 November Update
バージョン 1511
2017年10月10日サポート終了
Windows 10 Anniversary Update
バージョン 1607
2018年3月サポート終了
Windows 10 Creators Update
バージョン 1703
2018年9月サポート終了

Windows 10のサポート期限は2025年10月14日までの予定ですが、更新を受け続けるには、おおよそ半年に一度行われるアップデートを実施し、最新版の状態で使用する必要があります。

例えば、Windows 10の初期バージョンであるVersion 1507は、既にサポートが終了しており、更新を行う必要があります。

サポート終了後のリスク

OSのサポートが終了すると、新たに脆弱性が発見されても修正されず、マルウェア等に感染するリスクが増加します。
また、ほとんどのセキュリティソフトや主要業務ソフトのサポートが打ち切られるため、古いOSを使い続けることは、高いリスクや不便を伴うことになります。

OSに関する脆弱性は日々報告されるため、それが修正されない状態のOSを使用し続けることはお勧めできません。

サポート終了に備える

Windows XPのサポート終了の際は、多くのXP端末がサポート終了直前まで使い続けられたため、サポート終了直前に買い換え需要が集中し、ソフトの動作確認や移行が十分でないままサポート期限を迎えました。

Windows 10は2015年夏に登場し、2年近く経過したため、各ソフトのWindows 10への対応が進んできています。
現在多く使われているWindows 7のサポート終了まであと2年少々のため、今の時期から利用しているソフトや周辺機器、サービスがWindows 10対応しているか調査を始められ、新しいパソコンの購入を検討されることをお勧めします。

NetStableでの検知

NetStableでは、以下のシグネチャで過去にサポートが終了したOSを検知することができます。

  • 2000364 Windows Vista Detect
    Windows Vistaの通信を検知するシグネチャです。Vistaは2017年4月11日にサポートが終了しています。
  • 2000363 Windows 8 Detect
    Windows 8の通信を検知するシグネチャです。Windows 8.1に更新していないWindows 8のサポートは2016年1月13日に終了しています。
  • 3000103 Windows Server 2003 Detect
    Windows Server 2003の通信を検知するシグネチャです。Server 2003のサポートは2015年7月15日に終了しています。
  • 3000071 Windows XP Detect
    Windows XPの通信を検知するシグネチャです。XPのサポートは2014年4月9日に終了しています。

まとめ

  • Windows 7のサポート終了は2020年1月
  • Windows 10は継続的に更新をする必要がある
  • Windows 10登場から2年経ち各ソフトの対応が進んできているので、利用しているソフトの対応調査を開始する
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